
小売大手のターゲット(Target)は、新たな自社プライベートブランド(PB)「Good Little Garden」を発表しました。本ブランドは、生花・観葉植物カテゴリに特化しており、ターゲットによる50番目の自社ブランドとなります。60種類以上の商品ラインナップを用意し、価格は6ドルからと、鉢植えやブーケ、さらに季節ごとの商品および日常使い向け商品まで、幅広い品揃えを実現しています。
ターゲット(Target)の自社ブランド事業は2024年に約310億ドルの売上を記録し、同社総売上の約30%を占めています。主力ブランドには、日用品の「Up & Up」や食品の「Good & Gather」があり、特に「Good & Gather」は2019年発表以降、オーガニック製品や植物由来食品を含む2,000種類以上の商品を展開しています。昨年は単体売上が40億ドルを突破し、有名シェフとのコラボレーション商品も導入されるなど、同ブランドの競争力と拡大戦略が注目を集めています。
さらに、ターゲットはワインカテゴリでも9種類の自社ブランド商品を展開しており、今後の新規ブランド投入や既存ライン拡充により、自社プライベートブランド部門のさらなる成長が予想されます。