
ウォルマート(Walmart)が、ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外のショッピングモール「Monroeville Mall / モンローヴィル・モール」を買収しました。
テネシー州に本拠を置くショッピングモール運営会社大手のCBL社から買収したもので、買収額は3,400万ドルとのこと(なお、CBL社は100以上のモールを運営しておりましたが、2020年に連邦破産法に申請しています)。
Walmartによる今回のモール買収の背景には、同社の戦略的事業展開が関係しているものと見られており、リアル店舗とECの融合によるオムニチャネル戦略の推進の一環とのことです。WalmartはMonroeville Mallの買収と同時に、このエリアの再開発事業に参加することも視野に入れているようです。
具体的な再開発計画の内容はまだ明らかにされてませんが、地元の不動産会社であるサイプレス・エクイティーズとの協業による再開発事業を進める予定で、Wamart店舗の出店も検討しているようです。
◇参考:Monroeville Mall