アメリカのホリデーショッピング・シーズンの幕開けであり、期間最大のセールである11月29日(金)ブラックフライデーの売上速報が入っているのでご報告します。企業別の情報ではなく、あくまでも全体の速報値となります。
クレジットカード利用額による速報値は、昨年比で3.4%増加したとこのことです。
勝者はeコマースで、クラウドサービス大手のセールスフォース(Salesforce)社の調査では、前年比で約7%増、ソフトウェア大手のアドビ(Adobe)社の調査では前年比10.2%増とのことです。アドビ社の報告では、ブラックフライデーの午前10時から午後2時の間に、毎分平均で1,130万ドルがオンラインで消費されたということです。
敗者は実店舗で、小売業界の店舗内分析プラットフォーム提供大手のリテールネクスト(RetailNext)社の調査では、実店舗来店者数は昨年比で全体で3.2%減、中西部で7%減、北東部で2.1%減、南部で3.5%減、西部で3.2%減だったということです。