ウォルマートは、最新の食品廃棄物削減技術をウォルマートおよびサムズ・クラブの1,400店舗に導入すると発表しました。
この最新技術は、有機リサイクル業者のデナリ(Denali)社の技術を導入するもので、これまで廃棄する食品と食品を包装しているパッケージを従業員が時間をかけて手作業で分別していたものが、デナリが開発した機械に包装されたままの食品を投入すると、自動で分別されるというものです。
ゼロ・デパックと呼ばれるこの最新の技術を導入することで、食品廃棄物の97%が分別可能になるということで、分別された食品は農家向けの肥料などに再利用されます。
ウォルマートは2016年の廃棄物削減量を基準に、2030年までに半減させることを目指していますが、2023年時点で既に12%削減まで達成しているということです。