今回は流通小売りとは少し違ったテーマとなりますが、個人向け金融サイト大手のウォレットハブ(Wallethub)社が先ごろ発表した「アメリカで子供の健康管理・維持に最も適した州」という内容のレポートを公開しているのでご案内します。
このレポートによるとアメリカ50州+ワシントンDCの中で、最も子供の健康管理・維持に適した州と不適切な州は以下の通りでした。
子供の健康管理に最適な州
- マサチューセッツ州
- バーモント州
- ロードアイランド州
- ニュージャージー州
- ハワイ州
- ニューヨーク州
- ペンシルベニア州
- メリーランド州
- コロンビア特別区
- コネチカット州
子供の健康管理のための最悪の州
- ウェストバージニア州
- ルイジアナ州
- アリゾナ州
- メイン州
- アーカンソー州
- アラスカ州
- オクラホマ州
- テキサス州
- ワイオミング州
- ミシシッピ州
ポイントのピックアップ
今回の分析結果の背景となったポイントをいくつかピックアップしました。
- マサチューセッツ州は、0歳から18歳までの無保険の子供の割合が最も低く、最も高いテキサス州は7.8倍
- ロードアイランド州は、0歳から17歳までの子供のうち、不当に高額な医療費の割合が最も低く、最も高いテキサス州は3倍
- コロンビア特別区は、住民10万人あたりの小児科医が最も多く、最も少ないオクラホマ州の25.4倍
- ニューハンプシャー州は、10歳から17歳の肥満の子供の割合が最も低く、最も高いミシシッピ州は2.3倍
今回トップになったマサチューセッツ州が子供の健康に最も適した州ということで、過去1年間に医療と歯科予防の両方の受診をした子供の割合が最も高く、乳児死亡率が一番低かったということです。