アマゾン傘下のオーガニック食品小売りチェーン大手のホールフーズが、今年の秋に新しい小型フォーマットの店舗「ホールフーズ・デイリーマーケット(Whole Foods Daily Market)」をニューヨーク・マンハッタンのアッパーイーストサイドの1175 Third Ave(Upper East Side of Manhattan at 1175 Third Ave.)にオープンすると発表しました。
この店舗を含め、すでにニューヨーク市内5か所に新フォーマット店舗用の用地との契約を済ませているということです。
新フォーマット店舗は、従来のホールフーズ店舗の平均3,700㎡の半分から4分の1で、650㎡~1,300㎡のサイズになるようですが、アマゾン独自の手のひら認証によるショッピングと決済が可能なアマゾン・ワンの他、セルフチェックアウトと通常のレジが設置されるということです。
ホールフーズは2015年から2019年まで同様に小型フォーマットの店舗である365 by Whole Foods Marketを展開しておりました。
独自ブランドの365をメインとしてそれまでのホールフーズよりも低価格を売りに12店舗まで拡大しましたが、アマゾン傘下となったホールフーズも同時に低価格を目指す方向に舵を切ったことで、小型店舗の365 by Whole Foods Marketは一旦終了となっておりました。
ホール・フーズ・デイリーマーケットは今後ニューヨークだけでなく他の都市への拡大も視野に入れているということです。