大手調査会社Circana(旧NPD Group)社によると、2023年度第1四半期(3月26日終了)の北米グロサリー小売市場におけるプライベートブランドの売上が、前年同期比で10.3%増と大幅にアップしたいうことです。
これによりグロサリー小売の北米市場における売り上げベースのシェアは19.1%(前年18.5%)となりました。(ユニットベースのシェアは20.8%:前年20.3%)
緩やかになったとはいえ長期化するインフレ環境が低価格なプライベートブランド商品の売り上げを押し上げたかたちとなりました。
グロサリー17部門のうち15部門でプライベートブランドの売上が伸びたということですが、特に次の部門の売り上げが拡大しました。
- 飲料品 17.1%
- ベーカリー 16.8%
- 一般食品 16%
- 冷凍食品 15.5%