スーパーマーケットチェーンとして全米No.1のクローガーが、No.2のアルバートソンズを246億ドルで買収することで合意しました。
クローガーはハリス・ティーター、ラルフス、フード4レス等を傘下に持ち、アルバートソンズはセイフウェイ、ボンズ等を傘下としております。
この買収が正式に承認された場合、店舗数5,000強、従業員数71万人強、商圏世帯数8,500万世帯、PB品目数約34,000という巨大SMチェーンとなり、食品市場シェアでも両社合わせて15.6%でトップを走るウォルマートの20.9%に肉薄することになります。
ただし、この規模の企業合併が承認されるのは難しいという見方もあります。
2019年英国のセインズベリーとアズダの合併案が最終的に公正取引員会により否決されたという経緯もあり、今後の成り行きに注意して行きたいと思います。