アパレルのリセール大手のThredUP(スレッドアップ)がアメリカの新学期前にZ世代の大学生を対象に行ったファストファッションに関する調査結果を発表しました。
Z世代とは主に1990年代中盤から2000年代終盤から2010年代序盤までに生まれた世代の総称で、生まれながらにPCやインターネットが当たり前の環境で育った世代で、デジタルネイティブ世代とも呼ばれています。
その調査によると、回答者の51%が今後ファストファッションの購入を控える、あるいは止めたいと考えているとのこと。
スマホ所有が当たり前の世代で、日常的にSNS等によるファストファッションのチェックを行っており、35%がファストファッションに時間あるいはお金を使いすぎていると感じているということです。
なお、回答者の72%は過去1年間にファストファッションの購入をしたことがあるとのことでした。
ちなみに今アメリカのZ世代に最も支持されているファストファッションブランドは、中国発のShein(シーイン)で、主にTikTokを利用したマーケティングを展開しており、ZaraやH&Mを凌ぐ人気となっています。