全米小売業協会(NRF)とデータ分析会社Appriss Retail社が共同で行った調査によると、アメリカの小売市場での返品率が、2020年度の10.6%から2021年度は16.6%に大幅に増えたということです。
コロナ禍によりオンラインショッピングが大幅に伸び、2021年度はアメリカの小売り全体の売上約4.58兆ドルの約23%を占めたということです。
バーチャルショッピングカートに商品を簡単に入れることができる反面、返品も簡単にできるため、オンラインショッピングにおける返品率も2020年度の18.1%から2021年度は20.8%に増加したということです。
この調査は2021年10月中旬から11月中旬にかけて、アメリカを代表する57の小売企業を対象に行われたということです。