ホールフーズ・マーケットは、フォーチュン誌の2016年「100 BEST COMPANIES TO WORK FOR(働き甲斐のある企業100)」にランクインをしました。
従業員の85%がGreatと評価した企業の従業員に対する待遇をまとめました。(出典:Great Place To Work)
従業員評価項目
①働き甲斐がある
そう思う・・・73% どちらかというとそう思う・・・20%
②雰囲気が良い
そう思う・・・77% そちらかというとそう思う・・・17%
③報酬が良い
そう思う・・・76% どちらかというとそう思う・・・16%
④誇りを感じる
そう思う・・・79% どちらかというとそう思う・・・16%
⑤コミュニケーションが良い
そう思う・・・76% どちらかというとそう思う・・・16%
⑥ボスが素晴らしい
そう思う・・・72% どちらかというとそう思う・・・19%
ホールフーズの制度や基本データについてまとめました。
出典元の「Great Place To Work」では上記データ以外に、ホールフーズの採用方針を掲載。
採用で「求める人物像」が明確化されていること、企業側も働く人を理解しようという想いが感じられます。
“ホールフーズの重要な判定基準としているのは、「自社のカルチャーにあてはまるかどうか」。
採用に際しては、たくましさ、熱意、目的意識の組み合わせが最終的な採用のポイントになる。
応募者の履歴書だけではなくSNSやブログ等からどんな人材かを理解することもできる。
そこから、連絡を取り、ホールフーズの店舗に行ってもらったり、ホールフーズが支援している地域活動に参加したりしてもらう。今年の採用は既存店、新店の運営をできる人材の採用に力をいれている。また、CRMチームの立ち上げやモバイル&デジタル化に対応するためのグローバルレベルの人材を採用予定である。”
ホールフーズでは、オンデマンドの買い物代行・宅配サービス「インスタカート」との契約更改を発表し、更に宅配地域の拡大を試みたり、店の入り口付近にコーヒーなどのドリンクや軽食の注文・精算ができるタブレット端末を設置、店内カウンターでスムーズに受け取りができるといったような、デジタルを活用したショートタイムでの購買体験を提供しています。
常に新しいチャレンジを試みるホールフーズの風土を形成しているのは、その価値観に賛同し志を共にする従業員の「一体感」と「愛社精神」にあるのかもしれません。
(2016年3月14日)