国ごとに異なる!?「色」のイメージ

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2015年10月下旬より特許庁では「音」や「動き」など新しいタイプの商標の登録が始まりました。「色彩商標」については出願内容で独自性を表現しづらいという理由から商標として認められるケースはまだ少ないものの、商品の印象を大きく左右する重要な要素として企業の「色」に対しての関心は高いものです。商品のパッケージや宣伝広告、あるいは店頭における陳列において「色」の活用が不可欠ですが、この「色」に対しては、地域や文化によって受けてが感じる印象に大きな違いがあります。

グローバル化が進む中で、色から連想するイメージの違いをまとめてみました。

・神聖 清楚 潔白(日本)
・降参 負け(欧米)
・葬式 不吉 死(中国・ベトナム・ヒンドゥ)
・めでたい 興奮 怒り 愛(日本)
・要警戒 共産主義 (欧米)
・ナショナルカラー 情熱 ポジティブイメージ 春節 献身(中国)
・火 高貴(ヒンドゥ)
・愛(イスラム)
ピンク・性的表現(日本)
・同性(欧米)
・幸福 楽しい 活発(日本)
・裏切りもの 臆病(欧米)
・皇帝の象徴 性的表現(中国)
・尊敬 僧侶の色(ヒンドゥ)
・エコ 癒し 平和(日本)
・若い 未熟 毒 怪物 嫉妬 不気味(欧米) 
・不貞(中国)
・愛(ヒンドゥ)
・国の繁栄 聖なる色(イスラム)
・知的 未熟な サッカー(日本)
・性的表現(欧米)
・高貴 優雅(日本)
・負 葬式 尊敬(欧米)
・負 葬式(日本)
・高価 優雅(欧米)
・負 暗黒社会(中国)
・怒り(ヒンドゥ)

海外での視察を行う場合には、その国や文化の特性に合わせた色の価値観を踏まえながら広告宣伝や店頭の陳列を見ていくと、新たな発見があるかもしれません。

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流通視察ドットコム

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